立体的なものを印刷できる3Dプリンターは、今まで複製が困難であると言われてきたような物まで形にすることができるまでに技術進化を遂げてきました。様々な物が形にされていく中で今回紹介する作品は、3Dプリンタで作られた家「massimiliano locatelli has designed a 3D printed house for milan design week」です。
ミラノデザインウィークのために制作された3Dプリンターの家は、誰もが驚くほど精密で見るものを圧巻とさせる作品です。
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ミラノの街中に佇む一際おしゃれな建物。この作品が3Dプリンターで印刷された家であると誰が気づくでしょうか。カーブを描くシルエットやフラットな屋根の上に作られたガーデンもとても魅力的です。壁はコンクリートで作られたような粗さが細部に渡りしっかりと表現されており、思わず手を伸ばしたくなるほど。
現時点では、このような3Dプリンターで建造物を印刷するには、100平方メートル1週間で建設が可能で、1平方メートルあたり1,000ユーロの費用がかかるとされています。日本で平均的な大きさの家を立てると考えると1,500万円ほどで建設可能なようです。近い将来新しい建築方法として、3Dプリンターの家が立ち並ぶ日がやってくるかもしれませんね。これから更なる活用方法が広がるのではないでしょうか。
massimiliano locatelli designs a 3D printed house for milan design week