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2017年04月20日

吹きかける息の長さによって見える文章量が変わる 喫煙に危機感を覚える啓蒙プロモーション

喫煙することで上がる病気へのリスクは世界各国で懸念されていますが、禁煙をしたくてもできない方はとても多いはず。そんな方にぜひ体験してほしい、イギリスのがん研究所が行った啓蒙プロモーションを今回は紹介します。

smork

禁煙促進を目的とした、多くの人々の目に触れるデジタルサイネージを使ったキャンペーンです。デジタルサイネージでどのように禁煙を促したのか、まずはムービーを以下よりご覧下さい。

詳しくは以下

バス停のベンチ脇に設置されたスクリーンにある小さな丸印。指示通り、大きく深呼吸してからそこに息を吹きかけると文字が徐々に浮かび上がってきますが、人によっては全文を読むことができません。息を吹きかけた時間=表示される文章量になっているので、肺活量がない人は文章が表示されない仕組みになっています。

喫煙でもっともダメージを受けるのは肺。肺機能の低下を視覚的に認知させることによって、喫煙者たちは自分たちの現状を理解し、喫煙への危機感をもたせるきっかけを与えることに成功していますね。こういった体験型のコンテンツはユーザーの印象に残りやすいということもあり、今後もいろいろなシーンで活用されていくのではないでしょうか。

肺機能の低下に気付いていますか?英国ガン研究所の禁煙啓発デジタルサイネージ | AdGang

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