抗生物質が効かないウイルスなどによって、国内でも子ども達の命が危険にさらされている現代ですが、衛生環境の整っていない国では、子ども達が予防接種や十分な治療を受けられず、感染症にかかり亡くなってしまうことも多く、大きな問題となっています。そんな中今回紹介するのが、子どもの目線で考えられた子どもの感染症を減らすためのプロジェクト「HOPE SOAP」です。
WHOが南アフリカのケープタウンで実施した、子どもが石鹸を使うことを楽しめる画期的なアイデアとなっています。プロモーションムービーが公開されていましたので、まずは下記よりご覧ください。
詳しくは以下
ゴミが散乱する地域でプレハブの家で生活する子ども達の衛生環境を守るためには、手洗いなどの基本的な衛生習慣を身につけることが大切です。そこでWHOが考えたのが、石鹸の中に小さなおもちゃを入れるということ。
これなら衛生習慣などがまだ理解できない小さな子どもでも、楽しみながら手洗いを習慣化することができそうですね。子どもの目線で考えられた、やさしさのこもったプロジェクトだと思います。