航空会社なのに、主な就航先のドイツでは「銀行」や「レストラン」「ラジオ局」だと認識されているKLMオランダ航空。この知名度の低さを逆手に取ったプロモーションが実施されました。
間違えて認識しているサービス・施設を利用して、「We Are An Airline(我々は航空会社です)」という、当たり前すぎるメッセージを伝えることで自社をPRしました。まずはその動画をご覧下さい。
動画は以下より
プロモーションの為に、街中にKTMのロゴが描かれたATMを設置、無料レストラン、ラジオ放送をオープンするという徹底した内容。KLMのATMから現金を引き出そうとすると、「We are not a bank(我々は銀行ではありません)」とメッセージが流れ、現金ではなく無料の航空券が出てくるといったサプライズが。「We Are An Airline(我々は航空会社です)」という当たり前のメッセージを、あえて別の業態の会社であるかのように伝えることで、実際に存在する航空会社であることをアピールしています。
人々の間違った認識に便乗するプロモーション展開はとても大胆ですが、見ていてワクワクする内容ですね。