丈夫かつ安価で加工がしやすく、リサイクルも可能な素材として注目を集めているダンボール。近年ではダンボールを利用した家具やボートなど様々なアイデアが研究・発表されています。今回ご紹介するのもそんなダンボールに注目した、紙のテント「KarTent」です。
ダンボールと幾つかのピンのみで完成された使い捨て想定の簡易テントです。
詳しくは以下
「KarTent」はダンボール性でありながら、通常のテントと遜色ない広さと、3日間程度の野外フェスで使用するのに十分な耐久性と防水性を併せ持っています。ダンボールなので、利用者は手軽に外観に油性ペンや絵の具で装飾を加えることも可能で、多くのテントが立ち並ぶ場所であっても一目で自分のテントだとわかるように目印を描くこともできます。最大の利点はテントの使用語に、リサイクルが可能なこと。野外フェスではしばしば使用したテントやビニールシートなどのゴミの放置が問題となっていますが、このリサイクル可能なテントを利用することで、その問題を軽減することができるのではとテントの開発者は語っています。
その他にも、災害時の一時的な避難所や子供用のおもちゃとして活用できそうです。ダンボールの利点を生かした地球に優しい作品ですね。
The KarTent wants to make festivals like Coachella eco-friendly | Yanko Design