最近人工知能の話題も多く、人間の仕事が無くなっていくといった話題や、あと5年でなくなる職業のリストなどが話題になっていましたが、今日紹介するのは、腕だけで構成された全自動調理ロボット「The robotic chef – Moley Roboticse」を紹介したいと思います。
ロボットと聞くと、自立型で人型を思い浮かべてしまますが、このロボットは人間の腕だけが天井から吊り下がっているような形状をしています。調理の様子や活用方法を描いたコンセプトムービーが公開されていましたので、以下からご覧ください。
動画は以下から
コンセプトムービーなので、なんともいえませんが、調理から片付けまで幅広く対応しています。備え付けてある液晶パネルから操作するようです。また、作ってもらうだけでなく覚えさせることもできるみたいで、人間の動きを解析して取り込んでいるような描写もありました。
多くの家事が、テクノロジーの発展とともにその風景がなくなってきたように、このロボットが普及していけば、現在洗濯板で洗濯しているシーンをそう見かけなくなったのと同じく、家庭での料理のシーンというのは、もはや過去のものになってしまう可能性もありますね。素晴らしいとは思いますが、ちょっとだけ悲しいような気もします。
こちらは完全なコンセプトモデルでは無く、現在販売に向けてのプロトタイプとのことで、普及するかどうかはまだわかりませんが、世界が変わるそんなロボットだと思います。