先日「NASAが開発した2足歩行のロボット「NASA’s 6-foot-tall Valkyrie 1 Robot」 | DesignWorks」という記事で、DARPA Robotics Challengeに挑戦するNASAで制作されたロボットを紹介しましたが、国内でも、その大会に挑戦するロボットが制作されており、SCHAFTという名前で出場し、全体の35%ポイントを取得し、トップに立ったそうです。
デザインは以前紹介したNASAのものと比べると無骨で、ケーブルやワイヤー類が露出しておりますが、その性能は他を圧倒するものだったとのことです。実際のチャレンジの様子が動画で公開されていましたので、下記からご覧ください。
実用車を運転、瓦礫を超える、破片の取り外し、ドアを開き建物に入る、梯子を登る、コンクリートブロックを突破、バルブを閉める、消防ホースの接続という全部で8つのチャレンジを行い、その総合点を競うようで、4つの種目でトップだったということです。
こうした技術発展が災害時の救援などを少しでも手助けできるのであれば大きな意味があると思います。こうしたテクノロジーが軍事的な事ではなく、人を助けるために利用されるのを願っています。