空間全体を使ったインスタレーション的なアート演出は、普段アートになかなか触れることができない人でも簡単にアート体感することができる、とても素晴らしいものです。今回はそんな空間演出を利用し独特なセンスが発揮された「MISE-EN-ABYME」を紹介したいと思います。
ロンドンのデザイナー・Laetitia de Allegri氏とMatteo Fogale氏によって手がけられた、透明のカラーアクリル板で作られたトンネルです。
詳しくは以下
London Design Festivalのために作成された、ロンドンにあるヴィクトリア&アルバート博物館の中に設置された作品。さまざまなカラーに着色されたアクリル板の真ん中を、さまざまな形に繰り抜き、それを通路に順に配置することで、非常に不思議な空間が生み出されています。正面から見たり、少し斜めから見たり、また実際に歩いてみたり。いる場所や見る場所によって、いろんな楽しみ方ができるようになっています。
写真でみるよりも、トンネルをくぐって体感してみたくなります。是非日本でも出展される機会があれば、足を運んでみたいですね。
A Tinted Tunnel By Matteo Fogale And Laetitia de Allegri – iGNANT.de