主要都市にほとんど公共の水飲み場が存在しないことが問題となっているブラジル。特に夏季には、脱水と熱中症が大きな問題になります。今回ご紹介するのはそんなブラジルの人々を救った、雨水を使って公共の水飲み場を作るプロジェクト「Rainwater Fountain」です。
雨水をろ過して飲料水へと変える、コカコーラのブランドの一つである「クリスタルウォーター」が行った企画です。実際の様子を収めた映像がありますので、まずはそちらをご覧下さい。
動画は以下より
水質を保持し、雨水を飲めるようにするために、貯水タンクへ移動する前にひとつ、飲み口から出る前に2つの合計三回ものろ過工程を設け、毎日水質の検査が行われているそうです。貯水タンクの容量は300リットルもあり、夏に必要な水をしっかりと蓄えることができる。実際の映像では水を求める人々で行列ができているのが確認でき、多くの人々の助けとなったようです。
ブラジルのような熱帯地方だけでなく、日本のような国でもこう言った設備があれば災害時などに大いに役立ってくれそうですね。