絶え間なく日々動き、巨大な生き物を内包している海。穏やかな波しぶきは見ていて気持ちが良いですが、嵐のように荒れ狂う波は恐ろしくもあり、その荒々しさにどこか惹かれるような思いを抱いてしまいます。今回ご紹介する「the infinite now」は、そんな海の波を捉えたシネマグラフです。
美しさと恐ろしさをもつ大きな波の動きをシネマグラフで表現した、今までにない視点から波を感じることができる作品となっています。
詳しくは以下
オランダのカメラマン レイ・コリンズ氏の手によって作成された「the infinite now」は、一つの静止画を元に作成。複雑にキャプチャーされた写真を合成することによってスローモーションのような風合いになり、無限にループする独特な世界観を持つムービーに仕上がっています。無限に続く壮大な動きからは、リアルに波を見る時とはまた違った感覚で、畏怖と力強いパワーを感じることができるのではないでしょうか。
また、映画祭のためにピアニストとコラボレーションを行い、オリジナルのサウンドトラックとともに映像を流すことになっているそうです。ぜひその作品も見てみたいですね。
armand dijcks' cinemagraphs capture the infinite power of the ocean waves