写真の一部分だけを動かすことで、ユニークかつ独創性のある表情を作品自体に生み出すことができるシネマグラフ。アートの現場で利用されることも非常に多くなっています。そんな中今回紹介するのは、エスカレーターの動きに注目したシネマグラフシリーズ「Escalators」です。
全体的にシックでダークな雰囲気のエスカレーターの階段の部分だけが動いているという、シネマグラフの魅力を活かしながら個性的な表情を生み出すことに成功したシリーズ作品となっています。
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正面から撮影されたもの、エスカレーターの上から足場を中心に写されたもの、エスカレーターの中間をピンポイントでとらえたものなど、1つのエスカレーターという対象物をとっても撮影のポイントはさまざま。そこにシネマグラフ要素を加えることで、写真自体に独特の個性が発揮されながら、どこか良い抜け感のある表情が生まれています。
非常に重厚感ある写真だけに、シネマグラフの効果がより強く感じられる気がします。もっといろんなアングルで、いろいろな写真で見てみたいですね。