刺繍で繊細に縫われた人々は、枕の中で寝息を立てていそうなほどのリアルさを持ちながら彫刻のような美しさによって非現実的なものも感じます。Maryam Ashkanian氏によるどこか神秘的な「スリープシリーズ」を今回はご紹介していきます。
刺繍という平面的なアート作品にも関わらず、まるでそこで本当に人が眠っているような立体感。イランの芸術家はMaryam Ashkanian氏は何を思ってこのシリーズを展開したのか、気になる方は以下よりご覧ください。
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Maryam Ashkanian氏にとって夢とは独特な経験を得ることができる場、より広大な世界へと潜っていく方法であると考えているようです。Maryam Ashkanian氏にとって眠ること、夢というものは何か特別なものなのかもしれません。
ひとつひとつ丁寧に縫われた刺繍は人々の温かみが伝わるような丸みを帯びており、石や木に彫る固さではない、柔らかな布と糸を使用したからこその人肌感を感じることができるのではないでしょうか。立体的になるように枕をへこませていることで生まれるリアリティによって、作品から息づかいが聞こえてくるようです。
布に施された彫刻のような「スリープシリーズ」はinstagramやTwitterからもチェックできるので、気になる方は他の作品もご覧くださいね。
Sleeping People Embroidered Onto Handmade Pillows by Maryam Ashkanian | Colossal