世の中にあるものは全て、後ろから光が当たると前に影が出現します。その影は当たり前のように黒く投影されますが、今回紹介するのは、影なのに影のエリアに光があたっているかのような、とても不思議な状態を再現したフォトアートです。
空間全体に影が落ち、自分の影が見えなくなっている空間に立っているにもかかわらず、その人の影がくっきりと光のシルエットとなって投影されています。
詳しくは以下
照りつける光の中でビルの日陰になった部分に立ち、自分の影が光のシルエットになっている写真では、シルエットの中に立つハトの影は通常通り黒くなっているという、一見違和感がなさそうに見える中に起きた、不思議な現象がとても印象的。室内で自分の光の影を見つめる男性も、なんだか異世界からきた人物のように感じられます。
日常の風景を少し変えるだけでこんなにも印象的な作品になる、アートの魅力は奥が深いということを改めて感じさせられる作品ではないでしょうか?
Mysterious Man Casts a Lit Up Silhouette Instead of a Shadow