大理石や木材、人々はこれまで様々な物質を利用して建築物を作り上げてきました。今回ご紹介するのは、そんな一般的な建材の代わりに、ワイヤーメッシュを用いて作られた荘厳なパビリオンです。
格子状になったワイヤーで作られたパビリオンから、向こう側の景色が透けて見えるとても幻想的な建物です。
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これらは王室でのイベントの一環として、7,000平方メートルのスペースに建てられた光の当たり方によって、透け具合や色合いが変わる、巨大インスタレーションとして作られました。アートは全て自立している訳ではなく、全て天井から吊り下げられています。古典的なアーチと大きな支柱を使った古典的な建築を模した重厚感のある外観と、ワイヤーメッシュの軽やかなテクスチャーが合わさり非現実的な雰囲気を演出していますね。
イベントの終了後は大学や公園、美術館などに別々に再設置するそうで、完全な状態が見られるのは現在の展示のみなのだそう。少しもったいない気もしますが、素晴らしい作品が一般の人達が鑑賞しやすい環境に置かれるのは嬉しいニュースですね。