空間は普段眼に見えないもので、それらがどんな状況にあるのかは感じ取るしかありません。今回紹介するのは、そんな空間を可視化したような、街に出現した空間を歪ませるインタラクションアート「metal mesh installation」です。
こちらは、写真補正や3Dソフトなどでも一つの歪みなどの目安として利用されている一つの基準点となるメッシュを街頭に作り上げたというものです。建設された様子の動画がVimeoに公開されていましたので、以下からご覧ください。
動画は以下から
METAMORFOSE – Construction from FAHR 021.3 on Vimeo.
メッシュは、3Dモデリングソフトウェアで使用されるデフォルトの色のを利用して作られており、全てが鉄製で制作され、奥行き5メートル、高さ11メートル、幅28メートルとかなりの大きさで、メッシュ状にもかかわらずその重さは6トンと巨大な建築物となっています。
まるで空間が歪んだような空間は、人智を超えた何かが介入してきたような、非現実感を感じさせてくれます。こちらは、クリエイティブチームFAHR 021.3によるもので、この他にも様々な挑戦的なプロジェクトを展開しています。気になる方は「www.fahr0213.com」も是非どうぞ。
FAHR 0213 intervenes porto's ruin with metal mesh installation