列車に揺られているときに窓からひろがる景色の写真を撮ることや、線路沿いで走っている列車の風景を撮ることはごく当たり前の光景です。ですが、今回ご紹介する「窓越しの人々の風景」で面白い観点での写真になります。
これは台湾の写真家アーロン・シャオ氏が始めた鉄道プロジェクト。台湾の列車事情の中にある問題を示唆するために開始したそうです。
詳しくは以下
アーロン・シャオ氏は外側から乗客の写真を撮ることで、無防備でより本質に近い写真がとれるのではと考えてこの写真を撮ることを思いついたそうです。こういった写真を撮ることが台湾の列車事情を浮き彫りすることに繋がり、列車の種類によって異なる空間にはどんな社会的効果があるのかを研究できるということ。
写真家の作品としてユニークなアイデアだと思うのと同時に、裏側に含まれた意味にはより驚かされました。どんな研究結果がでてくるのか、楽しみですね。
Brilliant Series of Trains and Passengers in Taiwan – Fubiz Media