現在国内でも増え続けている食物アレルギー。様々な理由はありますが、発生そのものを防ぐというのは科学技術が発達した今でも難しいとされています。今日紹介するのは発生そのものでは無く、アレルギー食物の摂取を防ぐために開発された携帯できるアレルギーチェックデバイス「wearable allergy-detection strip」です。
昨今では表示義務などが有り、見分けることができるようになってきましたが、アレルギー物質が含まれていることに気が付かず摂取してしまうという問題は今もあります。この「wearable allergy-detection strip」では簡単に食品に差し込むだけで自身のアレルギー食物をチェックできるというものです。
詳しくは以下
ネックレスやスマートフォンケース、腕時計などに携帯することができ、デバイスと使い捨てのストリップとセットになっています。ストリップはアレルゲンに反応するとデバイスが点滅しアレルギー物質の存在を知らせてくれるような仕組みとなっています。
現在はまだ研究段階とのことですが、まもなくベータテストが開始されるとのことで、まずはアナフィラキシーショックの多いピーナッツでスタートするとのことです。今後さらに拡大し、貝、木の実、乳製品、大豆、グルテンなどに拡げる計画とのこと。非常に深刻な問題なだけに早期の製品化・手軽に使えるデバイスとして今後に期待したいプロジェクトの一つです。
Wearable allergy testing strips can detect peanuts in food – Business Insider