毎回、注目のデザイン書籍や写真集、おすすめの本を紹介します。
今回は、「配色の設計 ―色の知覚と相互作用 Interaction of Color」です。
こちらはデザインではもっとも重要な要素の一つ、配色の設計について詳しく記されたもので、バウハウス、ブラック・マウンテン・カレッジなど多くの文化・芸術活動に影響を与えた教育の現場で伝えられてきたものをまとめた内容となっているとのことです。
詳しくは以下
色の相対性や普段何気なく使っているグラデーションの本質、透明性と空間錯覚などといった人間の知覚についてまで、色と色のあいだで見ている側の、人間の知覚がどう働いているのかという色の本質について学べる一冊となっています。
どちらかと言えば、配色パターンをいくつか並べて配色見本帳のように使うというような気軽なものでは無く、色とは何か、そしてその色が人間の心や知覚に与える影響は何か?といったところが詳しく書かれています。上辺だけ、感覚だけの配色では無くて、色というところにもう一歩深く踏み込みたい方は是非どうぞ。
書籍はAmazonにて購入可能です。