3DCGを構成するポリゴン、近年流行のデザインなどにも取り入れられており、独特の世界観をイメージさせる象徴的な存在です。今回ご紹介するのはそんな3Dモデルのポリゴンを元に制作されたアート「Wreck」です。
まるでデジタルデータが現実に飛び出して来たような、とても美しい非現実的な作品です。
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「Wreck」はまるで大事故に巻き込まれたかのようにクラシュした、セダンの3Dモデルを元に起こされた彫刻作品。まるでミラーのように美しく反射する素材は、すべてステンレス製。作品には12,000個ものステンレスパーツが使われ、制作期間は2年にも及んだそう。事故車と言う悲しい・辛いイメージを感じてしまう存在が、鏡面仕上げのステンレスと、ポリゴングラフィックテイストな非現実的な外観からか、不思議と恐怖感はなく、美しさを素直に受け止めることが出来ますね。
光の当たり方やクラッシュした面の見え方によって大きく印象がかわる、いろいろな魅力をいろいろな角度から感じられる作品ではないでしょうか。