スカートや舞台の衣装などの布素材として使用されることの多いチュール生地。ふわふわとした質感と透け感のある見た目が特徴となっています。今回はそんなチュール生地を使って描き出されたアート「Tulle works」を紹介したいと思います。
イギリス人アーティスト・Benjamin Shine氏が制作した、壁にアイロンを使ってチュールを匠に操り、さまざまな描写を表現しています。
詳しくは以下
主に描かれているのは、人の顔や手など。壁全体にチュール生地を張り巡らし、アイロンの先を中心に使い、人の表情やパーツなど細かい部分までもしっかりと描き出しています。ペンや筆などの画材を使用してもなかなか難しい描写を、チュールという柔らかな素材を使って表現できる彼の技術と表現力に、とても驚かされますね。生地=服地という概念に囚われない、とてもクリエイティブ性の高い作品だと思います。
公式サイトでは「Tulle works」が、作品ジャンル別に写真で公開されていますので、気になる方は以下よりチェックしてみてください。
Benjamin Shine
Artist Creates "Paintings" with One Sheet of Intricately Folded Fabric – My Modern Metropolis