産業機械と聞くと、機械工作や大型の機械を作っていくイメージが強いですが、今回紹介するのはそんな産業機械を利用してアートの新しい可能性を切り開く試み「Long Distance Art」です。
その試みとはアーティストが特殊なペンで作品を描いていき、その動作をトレースして産業ロボットが遠隔でアーティストの動きを再現していくというものとなっています。実際に動作しているシーンが動画で公開されていましたので下記からご覧ください。
動画は以下から
実際の作品と並べてみると、筆圧や画材の違いがあり全く同じというわけでは無いですが、遜色ないできが再現されています。
動画後半にもあるように、ほぼリアルタイムにその状態を再現しているようで、タイトルに「Long Distance Art」とあるように、ライブペインティングなどのイベントにこの技術が利用されれば、アートのリアルタイムな生中継なども可能になりそうです。
Long Distance Art – One artist, two robots and three paintings in Vienna, Berlin and London