立体図形を取り込み、全く同じ形を再現できる3Dプリンター技術がだんだんと身近なものになってきており、さまざまな分野での研究が進められています。今回はそんな中から、絵画をリアルに再現する3Dプリンター技術を紹介したいと思います。
オランダ出身のエンジニア・Tim Zaman氏によって制作された、カメラで撮影し絵画の細かい凹凸までが再現できる、新しい3Dプリンターとなっています。この技術が紹介されているムービーが公開されていましたので、まずは下記よりご覧ください。
ムービーは以下より
3台のカメラで絵画をスキャンするように撮影していくと、描かれた絵画と全く同じ作品をプリントすることができます。絵の具の重なり具合や筆の跡など、細部までその絵の質感ごとプリントされるので、本物の作品と見分けがつかない程精巧に再現されるようです。
このプリンターがあれば、名画を見ることができない遠方の方でも、比較的簡単に名画を鑑賞する機会を得ることができそうですね。アート鑑賞の機会が広がる素晴らしい技術だと思います。