最近ではプロジェクションマッピングなどをはじめとした技術が世に出てきて、建築物とアートとの組み合わせに注目が集まっていますが、今回紹介するのは、ビルの巨大LEDディスプレイをスクリーンにアートを繰り広げる「Target Lights」です。
この試みはアメリカ合衆国ミネソタ州東部に位置する都市ミネアポリスで行われたもので、ビルの最上階部分の壁面にLEDディスプレイを張り巡らせ、その部分にアーティストが制作した動画を流すというものです。実際映像が映し出されているシーンを納めた動画がvimeoにアップロードされていましたので下記からご覧ください。
LEDは83×23×13mと非常に大型のLEDディスプレイとなっており、実際の解像度は1920×96pxというサイズになっています。一つの動画の中にいくつかのシーンを内包する形で制作され、表示される座標を変えて移しているみたいです。
実際の元となる動画は以下の通り。
Target Lights Minneapolis from ZEITGUISED on Vimeo.
かなり巨額な費用が必要となりそうですが、近代的で洗練された高層ビル群の中では注目度は抜群のアートプロジェクトだと思います。