突如現れた直径6メートルの巨大なバブルは、人が触れることで光と音を放つインタラクティブなインスタレーション。今日紹介するのはパブリックアートを生物として表現しようと試みた「Sonic Light Bubble」です。
オーストラリアのメルボルンで開催される12時間の光と芸術祭「ホワイト・ナイト」のスタジオ・エンスで展示された光と音のアート作品の一つ。実際稼働している動画の紹介がありましたのでご覧ください。
動画は以下より
見たこともない不思議な存在に惹きつけられ、多くの人が集まってきています。多くの人に囲まれた「巨大生物」はまるで自らの意思を持っているかのように、様々な光の発光とランダムな音を放ち、見ている人たちを誘惑しているかのよう。透明な素材を球体にすることで、360度どこから見ても楽しめるよう工夫が施されていることにも注目です。
人とふれあい、体感することができるアート作品が多数発表されるようになってきたことで、普段からアートに触れる機会の少ない方でも、アートを身近な存在として楽しめるようになってきたのはとても嬉しいこと。日本で実施されたらぜひリアルに体感してみたくなる、非常に魅力的なアート作品だと思います。