アートに使われる素材にはいろいろなものがあり、時にはこんな素材を使ってこんな表現ができてしまうんだと驚かされることも。そんな中今回紹介するのは、ワイヤーで形成された立体的なオブジェアートです。
アーティスト・グラフィックデザイナーとして活躍するMickael Delalande氏手がける、ワイヤーの形状と特性を利用し、さまざまオブジェの数々を完成させています。
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コンバースのスニーカーは、スニーカー本体はワイヤーで作りヒモのみがリアルな物を使用。さらに、歯磨き粉や、タバコだけが本物のタバコケース、電気コードが本物のアイロン、メガネ、コーヒーポッドなど、いろいろな日常用品がテーマになっているものが多いようです。どれも実物から中身の色だけ抜け落ちてしまったかのようなリアルさと、独特の存在感を感じさせてくれます。
シンプルなワイヤーアートに見えますが、立体的なものをアウトラインだけで描き出すには非常に高いセンスが要求されると思います。物に対する観察力と、それぞれの物の再現性の高さが、アーティストの高い技術センスを感じさせてくれますね。