日本全国でよく利用されている、建築用空洞コンクリートブロック。一度は見たことがあるという方も多いのではないでしょうか?今日紹介するのはそんなコンクリートブロックを模した、限界を迎えた再生紙で作られた質感のあるブロック「paperbricks」です。
この製品は韓国出身でニュージランドで活動するアーティスト「woojai lee」によって考案されたもので、再生紙で作られ、もう紙としては再生できない紙を利用して制作されたものです。
詳しくは以下
大部分はリサイクルされた新聞を利用して生成されており、一度分解され結合された状態はカラーボックスなどといった簡易的な素材とはまた異なる独特の質感を持っています。
この「paperbricks」はかなりの強度があるようで、テーブルやイスなどの素材として利用できるとのこと。まだコンセプトモデルのようで価格などは明らかにされていませんが、頑丈で軽量でコストが抑えられ質感も確保されているということで量産化できれば非常に使い勝手の良い建材になるかもしれません。
woojai lee transforms recycled paper into brick-like furniture