デジタル技術の進化は、私たちも何となく肌で感じていることなのではないでしょうか。その一方技術の進化と比例し、アートも最新技術を積極的にとりこんで日ごとに芸術性を高めています。そんな中今回は、魔法のような空間をデザインしたパフォーマンス「OCULUS」を紹介したいと思います。
光と音。視覚と聴覚の2つに対して同時に訴えかけているかのような先進的な作品となっています。まずは作品の様子を映しだしたムービーを以下よりご覧ください。
詳しくは以下
インスタンブールの歴史的な帝国兵器庫の中にあるドーム。そこで繰り広げられる光と音の空間の中では、過去と現在、古いものと新しいものなどの相反する物同士が交互に作用し合っています。そうしていくうちに様々なものの境界線が曖昧になっていき、訪れた人々を取り込んでいく。中に入った人はいつの間にか不思議な空間へと引き込まれしまいそうです。動きの予測がつかない美しい光を見ていると地球ではまいどこかへとトリップしてしまったような感覚に陥ってしまいそうです。少し不穏さを帯びた音楽と重なり合うことで、感覚が研ぎすまされていくような気さえしてしまうのではないでしょうか。
これからもデジタルと芸術の融合は進化を遂げていく中で、私たちも色々な所からアイデアを出してクリエイティブ性を高めていきたいですね。
NOHlab x buşra tunç present OCULUS as an interactive light + sound performance