高度な技術とともに、幅広い分野で活用されることが多くなった3Dプリンタ。さまざまなシーンで使用されていますが、今回紹介するのは、3Dプリンタで作成されたホンダCB500「artist 3D prints their own honda CB500 motorcycle」です。
アーティストのジョナサンブランドが制作したこの作品は、巧妙なまでに正確に再現されたバイクです。実際に制作している動画が紹介されていますので、まずは以下よりご覧ください。
動画は以下より
数え切れないほど多くのパーツが存在するバイク。その一つひとつを設計することから始まり、3Dプリンターで印刷して組み立てていくのはとてつもなく時間のかかる作業でしたが、彼はいつか手に入れたいと思っていた夢を叶えるためにコツコツと制作に打ち込んだのだそう。なんと、1つのパーツを印刷するのに24時間かかったこともあったそうです。透明感を保つために、全てのパーツが約1ミリメートルという薄さであることにも驚きです。この1台を制作するのに必要になったプラスチックは18kg以上。本物のバイクと比べると重さは随分軽いですが、見た目は実物そのもの。
まるで今にもエンジン音を響かせ、走り出しそうですね。是非実物をじっくりと眺めたくなる、素晴らしい作品です。