海外には直感的でユニークな広告が数多くあり、面白い演出や新しい表現が日々研究されています。デザイナーやプランナーにとっては、街中で見かけるような大きな看板は、大きなキャンバスとも言えるのではないでしょうか。そんな中今回紹介するのは、特にリアル感を演出した「nike free flyknit」です。
Nikeが新たに展開するシューズシリーズ広告で、中国のアーケードに設置された素足のビジュアルに、リアルタイムで靴を編み込んでいく様子が演出されています。実際の様子がムービーで撮影されていますので、まずは以下よりご覧ください。
ムービーは以下より
nike free flyknit: live knitting billboard by wieden + kennedy from designboom on Vimeo.
すでにシューズを着用しているビジュアルではなく、新しいシューズがクリエイトされてゆくといった視覚的に斬新な表現が取り入れられており、完成までに10日間を費やしたのだそう。ユーザーに商品のイメージや、シューズ自体の軽さなど機能性を感じさせる、非常に効果の高い広告ではないでしょうか?
バスの開閉扉を活かしたラッピング広告や、つり革の形状を活かした腕時計の宣伝など、ユニークで規模感の大きな企画を積極的に行う海外の広告シーン。是非日本でもそのような広告を見てみたいですね。
nike free flyknit: live knitting billboard by wieden + kennedy