グラスやカップなどの水滴などからテーブルが濡れるのを防ぐことができるコースター。デザインや機能にいろんな種類が存在しています。そんな中今回紹介するのは、人の目線を通して上下を楽しめるコースター「上下のコースター」です。
アーティストとしてさまざまな活動を行う鈴木康広氏手がける、表から見ると「上」、ひっくり返してみると「下」という文字がセンターに出現する、不思議な感覚を味わえるコースターです。
紙の「表裏」と「上下」の関係に着目し制作されたというコースター。人の目線から見れば「表」は「上」という当たり前のことも、机側から見たら「裏」は「下」であるという、目の高さや見る地点によって感じられる感覚の違いを、コースターで体感することができます。
グラスやカップが主役になってしまい、なかなかコースター自体に着眼するということは少なかったと思いますので、このコースターを使うことで新たな発見とクリエイティブの面白さを改めて実感することができるのではないでしょうか。