楽器には木や貝殻、果物の殻、金属など、さまざま素材を使って作られていますが、今回紹介するのは、石を音を奏でる素材として使用している個性的な楽器作品「Rock Band」です。
石を使って奏でられる独特な雰囲気のメロディだけでなく、ピタゴラスイッチ的な複雑な動きをするマシンにも注目したいところ。実際に演奏している様子を映しだしたムービーが公開されていますので、まずは下記よりご覧ください。
詳しくは以下
石と電磁石がメインに動き、定期的に打ち上げられる小石が叩く鉄琴が、まるでオルゴールのような音を奏でています。小石の動きをコントロールするために組み上げられた特別なソフトウェアを使用して動作させているのだそう。中央手前にみえる円盤状の大理石はベースの役割をしており、電磁石で振動させることで音を響かせているのだとか。そして残りの2つは打楽器。マラカスのような軽い音が実に軽快で、心地よいリズムを感じさせてくれます。
思わず聞き入ってしまうサウンドももちろんですが、楽器を奏でるマシンの動きもついつい目で追ってしまう、とてもユニークな作品ですね。今回ご紹介した作品をもっと詳しく知りたい方は、下記のリンクもご覧ください。
Rock Band: An Electromechanical Sound Machine That Makes Music With Rocks | Colossal