レンガで舗装された道は丈夫で安全なイメージがありますが、長年の劣化や地盤の変化・緩みなどにより、1つ1つのレンガが浮き上がってしまうことも。これだと夜間など歩く際につまいてしまうといったことも起こりかねません。そんな事故を解消するために考案されたコンセプトアイデア「LOOK OUT」を今回は紹介したいと思います。
レンガの側面に蓄光塗料が塗られており、つまずく要因となる場所を夜でも目視で確認できるようになっています。
詳しくは以下
通常時はフラットなレンガ状態ですが、これが長い期間の地面の劣化によって斜めに歪むことで塗料部分が見えるようになり、夜間はぼんやりと光るため、目視で認識できる仕組み。また劣化を知らせるサインにもなるので、前もって舗装しておけば、このレンガを使えば事故などを未然に防ぐことができそうです。
さりげないアイデアですが、非常に役に立つアイデアではないでしょうか?コンセプトアイデアとして発表されていますが、採用・製品化されることで、歩道環境に変化をもたらすことができると思います。
LOOK OUT – Illumine Coated Pavement Bricks by Wei Cai, YI Fan Meng & Hao Fang Liang » Yanko Design