学校の授業の様子を思い出してみると、黒板に一生懸命書きこむ教師の後ろ姿や、少し退屈そうにしている生徒達の光景が思い浮かびます。しかし今後は、そんな風景が見られなくなる時が来るかもしれません。今回紹介するのは生徒と向かい合って授業することができる新しい黒板「Lightboard」
これはノースウェスタン大学の教授Michael Peshkin氏によって作られた製品で、透明で書き込み可能なボードを用いることによって、生徒達と対面で関わることができるものとなっています。プロモーションムービーが公開されていましたので、まずは下記よりご覧ください。
さまざまな講義を撮影して研究していく中で、優れた講師は正面を向いて、カメラに向かって話していることが多いことに気付きました。その結果から、より長い間生徒達と向き合うために、また黒板に向かう時間をなるべく少なくするために、この製品を思いついたそうです。
優れた点は他にもあって、液晶ディスプレイのようにデジタルデータを表示させたり、ガラス内を通る光の屈折を利用して、文字を書いた部分だけ拡散させて鮮やかに見せるといった効果も持っています。この製品を利用すれば授業はもっと分かりやすく、面白くなるかもしれないですね。
Lightboard Transparent Dry-Erase Board: Show & Tell
Northwestern Lightboard