美術館や博物館に展示されている美術作品。絵画や彫刻、オブジェなど、人の姿をテーマにしたものも数多く存在しています。今回はそんな美術作品をテーマにした非常にユニークな発想のサイト「What They See」を紹介したいと思います。
博物館に展示してある美術作品の人物の目線が見つめる先にあるものを写真で写し出した、普段は意識することがないため、見ることができない景色を楽しめる作品となっています。
詳しくは以下
左側には、美術作品の正面からのショット。そして右側にはその美術作品の目線で捉えられてると考えられる風景のショットが。絵画なら美術館で作品を眺める人たちを、屋外の彫刻なら建物の外観や天井、またうずくまっている彫刻作品は、自身の足の部分が写しだされています。
いつもは作品を鑑賞する側に立っている私たちですが、逆の視点で作品を捉えることにより、この作品のような面白い描写を生み出すことができるようになるということを、改めて実感させられます。これから博物館・美術館に足を運んだ際は、ついつい意識して、作品を観る時に美術作品がどんな風景を見ているのか想像してしまいそうですね。