音を使用してその場を構成するサウンドインスタレーション。今回ご紹介する「VaporScape」は、NEKIが開発したAir Vapormaxを記念して香港で作成され他作品とのこと。
どこか近未来を感じさせる雰囲気が漂っています。机から少し浮いた球体が、音とどのような形で混じり合っていくのか。まずは以下よりムービーをご覧ください。
詳しくは以下
始終静かなムービーですが、かすかに聞こえる音たちによって心が凪いでいくような感覚を覚えます。最新のバイオメカの技術を使用することによって、部屋の湿度や観衆の肌の湿度を感知し、四つの音の層で音楽を生み出していくシステム。楽器を持たないオーディエンスの汗や体温によってサウンドが形成され、科学と音楽の融合を垣間見ることができます。蒸気によって音楽が生まれるなんて信じられませんが、こうして科学とアートが混じり合うことで素晴らしいクリエイティブ作品を生み出す時代がきたのだと思うと感慨深いですね。
近未来的な雰囲気とあいまって、科学の発展とクリエイターの柔軟な発想力が感じられるサウンドインスタレーション「VaporScape」、少し先を進んだアートムービーなのでぜひチェックして下さい。
h0nh1m x NIKElab introduce vaporscape in art central hong kong