人間の五感の一つ嗅覚。感情にも大きな印象を与えるものですが、今日紹介するのは一風変わった多言語に対応した様々な香りを展示するアート展「Scent Drops」。
この展示会は液体の香水からインスピレーションを得た、オブジェの上に特殊なオーブを置いて展示しており、それらを使って香りを楽しむものになっています。こオブジェ・オーブとも機械が埋め込まれており、回転させ自身が理解できる言語を選択することで、香りを楽しんだ後にその解説が聞けるというものになっています。実際の展示風景の動画が公開されていましたので以下からご覧ください。
詳しくは以下
Scent Drops from Harvey & John on Vimeo.
ベースの上のオブジェを回転させることで中に仕込んだジャイロと加速度センサーが動きを検出し、赤外線でベースとデータ通信をすることで言語を切り替えているとのこと。
インターフェイスとしても回転させるというのが果実を採っているような動きで、その後の体験を豊かにしてくれる感じがします。香りという形のないものを上手くまとめた素晴らしい展示方法だと思います。