カードゲームの定番として世界中で長い歴史の中、今でも愛され続けているトランプ。アートの世界では、アード自体をデザインしたり、組み立ててアートオブジェとしたりと、いろいろな表現がなされています。そんな中今回紹介するのは、トランプを使って壁面に表現されたRicky Jayの肖像画です。
カードマジックの名手・Ricky Jay(リッキー・ジェイ)氏の肖像画を、トランプを使って壁面に表現。しかもただ並べるだけでなく、カードの角を壁面に突き刺した状態でトランプの側面を使い、ビジュアル化されています。
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正面から見ると、細いトランプの側面の形状が並ぶ形となるので、ビジュアル自体は認識しにくい状態となっていますが、見る角度を変え斜めから見ると、トランプの面部分が顔を描き出すラインとなって現れ、Ricky Jay氏の顔がくっきりと浮かび上がります。カードマジックの名手の顔を、彼にとっては欠かせないアイテムであるトランプで描き出すという発想と作品の表現力は、一度見ると忘れられないインパクトがありますね。