平面のキャンバス上に描かれる絵画は基本、絵の具など使う道具による凹凸はありますが、フラットな表現になります。そんな中今回は、額縁の中に平面と立体を組み合わせた絵画作品「起こし絵」を紹介したいと思います。
さまざまなデザインを手掛ける山岡 進氏の作品で、一見和風の絵画ですが、よく見ると額縁の中に奥行きのある立体的な造形が盛り込まれ、独特の世界観が感じられるようになっています。
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三次元空間をより強く表現するために、中に鏡が設置されているそうで、茶屋や邸宅、お店の入り口などがモチーフに。リアルな質感でまるで本当に額縁の中に生活する空間が存在していそうな感覚に陥ります。和のテイストが中心ですが、中には洋をテーマにした作品もあり、こちらもまた違った魅力にあふれています。
今までにない、独自の空間で楽しませてくれる作品ではないでしょうか?作者の山岡 進氏のブログを見ると、「起こし文」と呼ばれるグリーティングカードなども販売されている様子。気になる方は一度サイトやブログをチェックしてみてください。