ニットを編む編み機では、さまざまなモチーフを柄として盛り込むことができますが、今回紹介するのはなんと、脳波をデザインとして取り入れたストールを作成できる「NeuroKnitting」です。
アーティスト・varvara guljajeva氏によって手がけられた、人間の脳波をパソコンに取り入れて、表示された信号パターンをそのまま柄として採用した、非常に個性的な作品となっています。まずは実際に脳波の採取が行われている様子を撮影したムービーが公開されていましたので、以下よりご覧ください。
動画は以下
NeuroKnitting from varvara on Vimeo.
バッハの音楽を聞きながら脳波の採取は約10分行われています。やはり人によってパターンは違うようで、網目の幅にはそれぞれ変化が見られます。出来上がったストールは、脳波部分がカラーに、それ以外の部分は白のツートンカラーのデザインとなり、見た目からまさかその人の脳波が取り入れられているとはわかりません。脳波を編み機とコラボレーションするという発想がとてもユニークで、斬新な作品ですね。