世界各地で展開される、アーティストによるインスタレーションアート。特に、施設や街などを舞台とした大規模な作品は、市民も全身を使って参加できるなど、よりアートを体感的に楽しめるようになってきています。そんな中今回紹介するのは、まるで宙に浮いているかのように空間を楽しめるインスタレーション「in orbit」です。
アーティスト・tomás saraceno氏が手がける、デュッセルドルフ・K20州立美術館にて実施された、上空20メートルの空間を存分に楽しめる作品となっています。現場の様子や、アーティストのインタビューを紹介した動画が公開されていましたので、まずは以下よりご覧ください。
動画は以下
空間にネットのようなものをたくさん張り巡らし、さらに巨大なPVCボールを各所に設置。訪れたユーザーはネットの上を歩いたりねそべったり、またボールに近づくことで、その中に映り込む別の世界を楽しむことができたりと、不思議な体験をすることができるようになっています。下から彼らの姿を見ると、まるで施設内で空で寛いているかのよう。
リラックスした気持ちで、アートを存分に満喫できる、とても雄大で素晴らしい作品ではないでしょうか?是非実際に体験してみたいですね。