プロジェクションマッピングの流行で、空間を光や影で作っていくという手法が一般化してきましたが、今回はプロジェクターの光ではなく、物理的な照明を組み合わせて、場に立体的な光を映し出しすクリエイティブプロジェクト「GRID」を紹介したいと思います。
こちらのプロジェクトでは、巨大なホールに、蛍光灯をいくつか組み合わせて吊るし、それらをプログラムで制御する事で、印象的な空間を作り出しています。実際の映像が公開されていましたので下記からご覧ください。
GRID – monumental kinetic light installation from TETRO on Vimeo.
GRID – teaser from TETRO on Vimeo.
150ものLEDのバーを利用しており、ただ単純にバーが並んでいてON/OFFしているだけではなく、縦軸の階層もあり、ここのユニットが時湯に高さを帰る事で、空中に光の空間を描き出す事に成功しています。
この作品はドイツ人のデザイナーChristopher BAUDER氏によって制作されたもので、リヨン・光の祭典「フェット・デ・リュミエール Fête des Lumières 」に出展されたものとのことです。動画を見るだけでもその空間の立体感や奥行きが伝わってきます。是非一度実物で体験してみたいアート作品。