風景を俯瞰で撮影することで、見たい土地の形状や何がどこにあるかなどが認識できる航空写真は、世界各国さまざまな場所で利用されています。そんな中今回紹介するのは、大理石やレンガの破片などを使って形成した航空写真です。
Gerhard Marx氏手がける、南アフリカの航空写真をモデルにして、町並みをまるで本物の写真のように再現した驚くべき作品です。制作風景などを映しだしたムービーが公開されていますので、まずは以下よりご覧ください。
ムービーは以下より
Spier Architectural Arts at the 2013 FNB Joburg Art Fair from Spier Architectural Arts on Vimeo.
一見普通の航空写真に見えますが、近づいて見てみると、建物や道路など存在するもの全てが、細かく砕かれたパーツによって描き出されているのが分かります。使われているのは天然石やガラスの破片、セラミック片など。航空写真を下地に敷き、細かくパーツを貼り付けていくことで作品を作りだしています。作品は「FNB Joburg Art Fair 2013」に出展されたようです。
気の遠くなるような制作過程が想像でき、それ故に出来上がった作品には大きな感動を感じさせられます。是非実際の作品をリアルに見てみたいですね。
Vertical Aerial: A Monumental 3-Ton Aerial Mosaic of Johannesburg | Colossal