アートの表現方法は自由であり、指先や手のひらに乗るほど小さな物や、非常に広大な面積であったりと、規模や大きさなどにもさまざまなタイプが存在しています。そんな中今回紹介するのは、大地に大きく描き出された巨大な女の子の笑顔のビジュアル「WISH」です。
キューバ系のアメリカ人アーティスト・Jorge Rodriguez-Gerada氏による作品で、東京ドームと同等のサイズ、11エーカーもの広さを誇るアート作品です。紹介ムービーが公開されていましたので、まずは以下よりご覧ください。
ムービーは以下より
構想に数年、最先端のGPSと30,000本もの杭を使い、製作に1ヶ月の期間を要したとのこと。1人では作るこの出来ないスケールから、地元の企業やボランティアの助けを借り、さらに地元の土や砂・石を使った、地元ならではの作品に仕上がっています。氏は他にも、壁に大きな絵を描いたり、大地に巨大な肖像画を描いたりと、とてもスケールの大きい作品を発表しており、どれもその土地に赴いた際のインスピレーションを大切にしているのだそうです。
これほど大きな作品でありながらしっかりと女の子の顔を認識できる、描写精度の高さに驚かされますね。公式サイトではこれまでに制作されてきた作品ギャラリーが公開されていますので、気になった方はチェックしてみてください。
WISH: A Monumental 11-Acre Portrait in Belfast by Jorge Rodriguez-Gerada | Colossal
Artworks | Jorge Rodríguez Gerada