アンティークな本は飾っておくだけでもアートになるような魅力を持っていますが、本を利用してさらにアートを楽しめる作品が多く発表されているように思います。そんな中今回紹介するのが、ページをずらすことで楽しめるブックアート「Fore-Edge Painting」です。
アイオワ大学によって明らかになった、昔の本に隠された絵画をある角度から見たときにだけ楽しめるユニークな作品となっています。実際の作品がいくつか公開されていましたので、まずは下記よりご覧ください。
詳しくは以下
19世紀初めに生産されていたこれらの本は、一見すると良く見かけるようなアンティーク本に見えますが、本の中のページをずらしたときにだけ、絵画のような美しいアート作品を楽しむことができます。
本を楽しむことはもちろん実際に本を読んだ人だけが楽しめるユニークな仕掛けが、本の魅力をさらにアップさせているのではないでしょうか。活字離れが叫ばれる現代において、本の魅力を再発見できる作品だと思います。
Secret Fore-Edge Paintings Revealed in Early 19th Century Books at the University of Iowa | Colossal