絵の具やペンなどを用いてキャンバス上に描き出される絵画は、思い描いたラインやエリアに沿って描かれていることが多いですが、今回紹介するのは、塗料の滲み具合も活かして描かれた動物の絵「Some Logic」です。
アムステルダムを拠点に活動を行うグラフィックデザイナー・op van mierlo氏手がける、水彩が白いキャンバス上に触れた時の滲みを匠に利用した、不思議な雰囲気の絵画作品となっています。作品がムービーにまとめられていましたので、まずは下記よりご覧ください。
ムービーは以下より
Some Logic (making-of) from Rop van Mierlo on Vimeo.
犬や馬、鳥など、さまざまな種類の動物をテーマに描かれており、どの作品も1色ではなく何色かを組み合わせていますが、それぞれの色が滲み合う部分も計算されたかのように上手く配色されています。
どんな風に滲んでいくのか、判断が難しい手法を取り入れることで、作品の個性や面白さがより深まっているように感じられます。作品をまとめた書籍も自費出版で制作されている様子。購入できるかは分かりませんが、気になる方は以下公式サイトにて作品と共にチェックしてみてはいかがでしょうか。