インターネット上で、気になっているワードを入力して検索すれば、ワンタッチで大抵のことは調べることが可能な現代。とても便利になりました。しかしその一方で、自ら動いて考え体験し、調べあげるという行動は確実に減りつつ有ります。そんな中今回紹介するのは、検索と3Dプリンタを融合したコンセプトモデル「さわれる検索」です。
Yahooが行う、盲学校の子どもたちの「さわれる」体験を実現するプロジェクト。目の不自由な子どもたちに、さわって検索結果を体感してもらおうという、これまでにない新しい試みとなっています。まずはプロモーション用・さわれる検索メイキングムービーを以下よりご覧ください。
ムービーは以下より
(プロモーションムービー)
(さわれる検索 メイキングムービー)
雲のような形の機械に向かって、さわりたいと思っているものを声に出して伝えると、音声検索で3Dデータを探し出し、それを3Dプリンタでオブジェクト化。もし検索でデータが取得できない場合は、Yahoo Japanの広告などを活用しユーザーから3Dデータを収拾し、データを機械に取り込むという仕組みとなっています。
視覚障害を持つ人達にとって触るという行為は、何か新しいものを知る・体験する・感じるための重要な行為。今後もどんどん広がっていってほしい素晴らしいプロジェクトですね。