プラモデルをはじめとして造形作品にはその精細や世界観に驚かされることが多々ありますが、今日紹介する作品も、その世界観と細かな作り込みに感動を覚える作品、PCを舞台に空想の世界を展開「プラモデルによる空想具現化」 です。
上記のように1台のPC上に世界が制作されています。この世界は、パソコンは個人の記憶を保存する建物として設定され、それを守るため要塞基地化されているというものになります。作品の展示の模様を描いたプレス内覧会の様子が公開されていましたので以下からご覧ください。
こちらは多摩美術大学情報デザイン学科四年次卒業制作作品として制作されたものとのことで、池内啓人氏によって制作されたもので、パソコンのタワーを開けたとき、そこがまるで秘密基地の様に見えたという所からインスピレーションを受け制作開始したとのことです。
精密に作られたプラモデルは素晴らしく、現実的であり、空想的なものとなっています。同氏の作品を集めたタンブラーがあり「IKEUCHI PRODUCTS」からその他の作品もご覧頂く事が可能です。作品のコンセプト詳細は「作品のコンセプトと機能 – 「プラモデルによる空想具現化」 池内啓人」からどうぞ。