現在、世界各地で数々のアーティスト達による個展が開かれており、独自の個性や作風のアート作品によってさまざまなメッセージが発信されています。そんな中今回は、テキサス州のヒューストンで開かれた「Wade Wilson Art」にて展示された、ガラスの粒子で作られた蝶の標本「Mariposa mori」を紹介したいと思います。
アメリカのアーティスト・Michael Crowder氏手がける、蝶の美しさをガラス粒子のキラメキで表現した、とても繊細な印象の作品です。
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細かなガラス粒子を融合するパテ・ド・ヴェールと呼ばれる古くからの技術を駆使して、儚い蝶を表現しているのだそう。どの蝶とても美しく、蝶の表面に付いている鱗粉の質感から、命の儚さ・命の唯一性といった奥の深い部分までを匠に表現した作品と言えるのではないでしょうか。更に、標本という形式で展示されていることによってその意味を深めているように感じさせられますね。
Extremely Delicate Butterflies Cast in Glass Dust by Michael Crowder | Colossal
Mariposa mori