絵画などをキャンバスに描く際は、筆やペンなどを使うことが多いと思いますが、アートの世界では想像を超えた素材を使って描かれることも多くなっています。そんな中今回紹介するのは、自転車のタイヤ跡で描かれたエンパイアステートビルです。

シンガポールのクリエイティブディレクター・Thomas Yang氏手がける、タイヤを匠に使って、エンパイアステートビルのシルエットが美しく描き出されています。

詳しくは以下

タイヤの表面に黒いインクをつけて動かすことで紙にタイヤ跡を付けており、ビル全体のイメージが、先端の細くなっている部分までしっかりと表現されています。タイヤ自体が大きいにも関わらず、繊細な描写を実現させており、タイヤ跡を使って描くというアイデアはもちろん、タイヤ跡が使われているということが、明かされないと分からない程高い描写技術も感じることができますね。

この作品は「100copies」というシリーズの1枚であり、以下公式サイト上ではその他の作品も公開されています。気になる方は是非チェックしてみてください。

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